「四季草花草虫図屏風」(蝶・蜻蛉)鈴木其一「春秋草木図屏風」

俵屋宗達「双犬図」※作品画像はすべて部分、細見美術館蔵

街かど古典カフェTown corner Koten Cafe

講師を囲み、趣のある空間で、
古典をより深く、より掘り下げて学ぶ
贅沢な講座です。
パリの街かどで見かけるカフェのように
親しく議論を進めましょう。

「街かど古典カフェ」2013年

 

「街かど古典カフェ」特別講座Ⅱ

内 容:「伝統文化の若き獅子たち ~茶・華・香~ 」
日 時:平成25年7月12日(金)13:00~15:30(受付:12:00)
会 場:松殿山荘(宇治市木幡南山18番地)
入場料:2,000円
定 員:60名(応募多数の場合は抽選)

プログラム
◆お煎茶席体験(13:00~13:40)
小川 可樂(小川流煎茶家元嗣)
笹岡 隆甫(華道「未生流笹岡」家元)
蜂谷 宗苾(志野流香道若宗匠)
美味しい茶味を楽しむため、小川流煎茶には季節にあわせた様々な手前があります。盛夏の頃に最もふさわしい冷淹手前を鑑賞しながら、京の蒸し暑さを忘れる涼やかな一煎をご賞味いただきました。また、煎茶道、華道、香道の伝統文化を担う継承者たちによる、この日限りのしつらいをお楽しみいただきました。

◆松殿山荘の解説と見学(13:40~14:20)
解説 : 桐浴 邦夫(建築史家・京都建築専門学校教員)
「方円」の基本思想が随所に現された建物と庭園を有する松殿山荘は、十有余年の歳月をかけ、大正から昭和初期に建てられました。数寄屋研究者の桐浴先生にその建物に込められた思いや時代背景などを解説いただき、通常非公開の山荘内を見学します。

◆パネルディスカッション(14:20~15:30)
パネラー : 小川 可樂、笹岡 隆甫、蜂谷 宗苾
聞き手 : 濱崎 加奈子(有斐斎弘道館館長)
数百年の時を経てなお連綿と継承され、人々に愛され続ける「煎茶・華・香」。日本を代表する芸道について、若き獅子たちが、それぞれの視点から不変と改新について語り、伝統文化の深奥に迫る討論となりました。

 

「街かど古典カフェ」特別講座Ⅱのご案内(PDF形式:1.3MB)